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HIV/AIDS(エイチアイブイ・エイズ)

感染経路

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は血液・精液(先走り液)・膣液に含まれ、これらが粘膜や傷口に接触することが感染のリスクとなります。
唾液や汗・涙には含まれません。また、皮膚への接触では感染することはありません。
セックスでは、おもに以下のような行為によってHIVに感染する可能性があります。

  • コンドームをつけずにペニスを膣やアナルへ挿入する・される
  • コンドームをつけずに膣やアナルの中で射精する・される
    (ペニスを挿入する側にも尿道口などからHIVに感染するリスクがあります)
  • フェラチオをしている時、口の中に精液を出される、出された精液を飲む
    (口内や喉に傷や炎症がある場合、感染する可能性がより高くなります)

梅毒やクラミジア、淋病、尖圭コンジロームなど、他の性感染症にかかった状態では、より感染する可能性が高くなります。
また、薬物の回し打ちなどの際に他者と注射器を共有すると、付着した血液を介して感染するリスクがあります。
なお、日常生活において感染することはありません。

症状

HIVに感染すると、感染後2週〜4週の間に、風邪やインフルエンザに似た発熱、のどの痛み、頭痛などが起きることがありますが、特に症状が出ないこともあります。
その後も1年〜10年(個人差があります)は特に自覚症状がありませんが、この間も体内にあるHIVは増殖しつづけ、免疫細胞を破壊していきます。
治療をせず放置していると、著しい免疫低下によって、通常はかからない病気を発症します(この状態をエイズと呼びます)。

自覚症状だけで判断することはできませんので、感染の有無を確認するためには保健所や医療機関で検査を受ける必要があります。

治療法

HIVの活動をおさえる薬(抗HIV薬)を毎日服用することで、免疫の低下を防ぎ、今まで通りの生活を送ることができます。
抗HIV薬は様々な種類がありますが、現在では1日に1回、1錠を服用するタイプも処方されています。
なお、体内から完全にHIVを取り除く治療法は、まだ確立していません。

HIV感染症の治療費については、健康保険のほかに、治療の継続をサポートするための制度を利用することができます。多くの場合は、身体障害者認定を受けることにより自立支援医療制度を利用できるようになり、医療費の自己負担額を抑えることができます(収入によって自己負担額は月額上限0円〜2万円と異なります)。
詳しくはこちらをご参照ください。

予後

HIVの感染がわかってからも、服薬治療と定期的な検査によって今まで通りの生活を送ることができます。

妊娠・出産への影響

自分かパートナーのどちらかがHIV陽性であっても、以下の方法を組み合わせることで、胎児(新生児)への感染リスクをゼロにする(または低く抑える)こと可能です。
詳しくはこちらをご参照ください。

ワクチン

HIVを予防するためのワクチンはありませんが、最近ではPrEP(プレップ)、PEP(ペップ)という二つの予防方法が新たに登場しています。

  • PrEP:感染リスクがあるセックスを行う前から抗HIV薬を継続的に服用する
  • PEP:感染リスクがあるセックスを行なってから72時間以内に抗HIV薬を服用する(1ヶ月間)

ただし、これらは健康保険の適用外となるため薬を処方してもらう場合は全額自己負担となります。

他者への感染リスク(治療前〜治療後)

HIVに感染している場合、抗HIV薬の服薬による治療の状況によって他者への感染リスクが異なります。

  • 服薬治療前〜服薬治療開始後しばらくは、体内のウイルス量が一定以上あるため、コンドームをつけずに挿入を伴うセックスをするなどをした場合は、他者に感染させるリスクがあります。
  • 服薬治療によって体内のウイルス量が検出限界以下(陽性だが検査で測れない程度の低い値)になると、他者に感染させるリスクはなくなります。
  • 血液を介して感染するため、薬物使用時に針を共有することで他者へ感染させてしまうリスクがあります。

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