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尖圭コンジローマ(センケイコンジローマ)

感染経路

尖圭コンジローマは、低リスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)が性器や肛門のまわりの皮膚や粘膜に含まれ、感染した周囲にイボ(腫瘍)ができます。
これらのイボが粘膜や皮膚に接触すると感染のリスクがあります。
唾液や汗・涙には含まれません。

セックスでは、おもに以下のような行為によって尖圭コンジローマに感染する可能性があります。

  • コンドームをつけずにペニスを膣やアナルへ挿入する・される
  • コンドームなしで他者のペニスを舐める(フェラチオ)
  • 他者の膣を舐める(クンニリングス)
  • 性器と性器をこすり合わせる
  • 他者の膣・肛門を舐める(リミング、ケツ舐め)
  • 他者の膣・肛門に触れた指を舐める
  • 他者の膣・肛門に触れた指がさわった箇所(性器や乳首など)を舐める
  • 他の人に挿入したペニスを、コンドームなしで肛門に挿入する

なお、尖圭コンジローマの原因となる低リスク型のHPVは、子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVとは別の型のウイルスです。

症状

性器、肛門の周りの皮膚や粘膜にイボができます。
イボの形は様々ですが、カリフラワーのようなブツブツができることが多いです。
放っておくとイボの範囲が広がり完治までの時間がかかる他、イボができたあたりから痛み、かゆみ、セックスの時に痛みや出血が生じることがあります。
また、尖圭コンジローマに感染するとHIVにも感染しやすくなると言われています。

  • 男性
    ペニスの亀頭、包皮、陰裏、尿道口などにイボができます。
  • 女性
    膣、子宮頚部、尿道口などにイボができます。
  • 男女共通
    肛門周囲、肛門内、直腸内にイボができます。

無症候期間

潜伏期間は1〜3ヶ月程度です。

治療法

患部の症状によって、外科治療によるイボの切除(電気メス、レーザーによる焼却法、液体窒素による凍結療法)、または軟膏を塗って治療を行います。

予後

尖圭コンジローマは再発しやすい性感染症です。症状が治まっても3ヶ月程度は様子を見ることが必要です。
セックスパートナーからの再感染(ピンポン感染)を防ぐため、尖圭コンジローマに感染する1〜3ヶ月前にセックスをした人に確認し、お互いに治療を行うことが推奨されます。

妊娠・出産への影響

母親が感染したままだと出産時においてまれに胎児への母子感染が起こり、のどにイボができることがあります。

ワクチン

子宮頸がんの予防ワクチンは尖圭コンジローマの予防にも有効と言われています。

他者への感染リスク(治療前〜治療後)

治療前においてはオーラルセックスでも他者に感染をさせるリスクがあります。

治癒後であっても、数ヶ月ほどしてから症状が再燃することがあります。症状が治まっても、まだ体内にウイルスが残っている場合があるため、治癒から3ヶ月間ほどは他者への感染に注意しましょう。

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