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淋菌(淋病)(リンキン/リンビョウ)

感染経路

淋菌という細菌が、性器やのど、直腸などの粘膜に感染します。
感染している粘膜と、他者の粘膜とが接触することで感染のリスクがあります。
唾液や汗・涙には含まれません。

セックスでは、おもに以下のような行為によって淋菌に感染する可能性があります。

  • コンドームをつけずにペニスを膣やアナルへ挿入する・される
  • コンドームなしで他者のペニスを舐める(フェラチオ)
  • 他者の膣を舐める(クンニリングス)
  • 性器と性器をこすり合わせる

症状

以下のように、身体の性別や部位によって症状が異なります。
また、クラミジアと同時に感染する可能性がある他、淋病やクラミジアに感染しているとHIVにも感染しやすくなると言われています。

  • 女性
    下腹部の痛み、おりものの増加、不正出血、微熱などの症状が出ます。
    男性よりも自覚症状がないことが多いですが、放っておくと子宮内膜や卵管などに炎症が起こるほかに不妊症の原因になります。
  • 男性
    尿道から膿が出る、排尿時に痛む、陰嚢腫大、発熱などの症状が出ます。
    放っておくと精巣の炎症や不妊症の原因になります。
  •   
  • 男女共通
    のど:風邪に似た症状が出てきます。
    直腸:肛門のかゆみ、痛み、出血などの症状が出て、アナルセックスの際に感染することがあります。

無症候期間

潜伏期間は2〜9日程度です。
また、感染しても自覚症状がない場合が多いです。

治療法

点滴などによる抗菌薬(抗生物質)で治療を行います。

予後

通常の治療の後、尿検査で淋菌を検査し、治療効果を確認します。
セックスパートナーからの再感染(ピンポン感染)を防ぐため、淋菌に感染する1〜2週間前にセックスをした人に確認し、お互いに治療を行うことが推奨されます。

妊娠・出産への影響

  • 女性
    感染に気づかずそのままにしていると、感染が体の奥の方へ拡大し、子宮の痛みや不妊の原因となります。
    また淋病に感染していると出産する時に胎児へ感染し、淋菌性の結膜炎を引き起こす可能性があります。
  • 男性
    感染に気づかずそのままにしていると、前立腺や精巣に影響が出て、男性不妊の原因になることもあります。

ワクチン

淋菌を予防するためのワクチンはありません。
また、治療後も抗体や免疫などはなく、再度感染するリスクがあります。

他者への感染リスク(治療前〜治療後)

感染しても自覚症状がないことが多く、またオーラルセックスでも感染しやすいため、気づかずに他者へ感染させることがあります。

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